【現役保育士】土曜日勤務のメリット、デメリット【保育園】

保育園&幼稚園

保育園に通う子の中には、保護者が土日祝日も仕事をしている家庭もあります。

例えば、飲食業、店員、美容師、看護師、保育士など、対人の仕事が多いです。

そのため、保育園では土曜も保育を行っています。

今回は、私が働いていて感じる土曜日勤務のメリット、デメリットについて詳しくお伝えします!

メリット

余裕をもって保育できる!

普段は20人を1人で保育しているため、15人以下を3人での保育は余裕をもって行うことができます!

子どもの人数が少ない分、「他のクラスのおもちゃで遊びたい!」「こんな工作したい!」などの子どもの要望にも柔軟に応じることができます。

大人の目が多い分、怪我のリスクもあまりなく「噛みつき阻止しなきゃ!」「手が出ないか気をつけないと!」という心理的負担も少ないです。

行事進めて、製作やって・・・という目まぐるしい平日と比べたら、だいぶのんびり過ごしています。子どもたちと全力で向き合うことができるので「保育って楽しいな・・・」と感じます。

土曜日利用をする条件は、仕事、介護、通院等で子どもを見る保護者がいないことです。証明書を提出するため利用のハードルが高く、通常保育よりも利用人数は少ないです。

地域によっては園在籍児の50%が利用するところもあるそうです。

保護者のリフレッシュのため、土曜日利用ができる園もあります。

普段関わりのない先生と話せる

普段は同じクラスの先生以外あまり関わりがないのですが、土曜日保育は他の先生と一緒に保育するため、話す機会が多いです。

歳上の先生が多いので、クラスの子の元担任に関わり方を教えてもらったり、行事の企画で悩んでいることの相談に乗ってもらったり・・・と色々アドバイスをもらい、非常に助かっています!

旦那さんとの子育ての協力方法なども聞いて、今後ワーキングママになるために勉強中です!

異年齢の子と関われる

平日は基本担当クラスの保育をしますが、土曜日保育は0〜5歳の異年齢保育です。

そのため、普段関わりのない子とも一緒に遊んでいます。

友達の話を聞くと、このスタイルの保育園が多いようです。

私は乳児の保育をしたことがないので、「いつかクラスを持ったらこんな感じかな」とイメージしながら一緒に遊んでいます♪

代休として平日が休みになる

休日出勤の代休として、平日が1日休みになります。

平日にしか空いていない銀行や病院などの用事を済ませることができます!

また、土日は混んでいるショッピングに出かけたり、ランチに行ったりする先生もいます!

私は有給と繋げて、旅行に行く計画を立てています・・・♪

人手不足などの理由から、代休無しの代わりに休日手当が出る園もあります。

デメリット

代休日は担当クラスの様子が分からない

平日に代休があると、その日は別の職員がクラス運営を担当します。

手が出る等の大きなケンカ、怪我については職員同士で共有しているのですが、1日に数え切れないほどの細かいトラブルがあるため、全てを把握するのは難しいのです。

そんな中、保護者の方から「昨日うちの子が〇ちゃんと喧嘩したと言っていて、詳しく状況を知りたいのですが・・・」とお話があることもしばしばあります。

場合によっては、担当職員から保護者に説明してもらうことがあります。

クラス業務が進まない

発表会前などに代休があると、行事準備を進めることができません。

製作などはしっかりと引き継ぎをすれば、代わりの職員に進めてもらうこともできます。

しかし、劇や楽器演奏などは担任でないと援助することが難しく、お任せできないこともあります。

また、しっかりと計画を立てていても休みがちの子がいたり、「ぼくやりたくない!」と参加したがらない子がいたりして、進まないことも多々あります。

子どもの一人ひとりの興味関心から活動を考えていくこと、余裕をもって計画していくことが大切です!

友達との予定が合わない

土曜保育担当の日は、友達から遊びを誘われても「ゴメン、その日は仕事だ・・・」と断らなければなりません。

友達も保育士が多いため、5・6人で集まるとなると誰か1人は予定が合いません。

まとめ

保育園はシフト制、早番遅番があることが多く、普段からクラス関係なく保育を助け合っています。

そのため、幼稚園と比べてクラス間の垣根が低く「みんなで保育していこう!」という意識が強いように感じます。

普段休みである土曜日に出勤することが少し心理的に負担ですが、仕事終わりには「今日一日楽しかったな・・・」といつも思います。

でもやっぱり、土日は休みたいかも・・・

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